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【話のネタ】 夏にお世話になる、あの塗り薬のトリビア

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 夏は蚊(か)など虫に狙われる季節。運悪く刺さされると、かゆみ止め薬のお世話になるしかない。では、かゆみ止め薬といえば、そう「ムヒ」である。誰もが一度は使ったことがあるだろうムヒのトリビアを紹介しよう。 

 

muhi12.JPG

 
 ムヒと聞けば、誰もがかゆみ止め薬を連想するはず。しかし、さてこの「ムヒ」とは何のことか、知っている人は案外多くないのではないか。冗談ばっかり言っている本サイトの女性編集員は「『ムヒ、ムヒ』っていう擬音ですよ、ムヒヒヒヒ」と笑うが、こんな雑な予想はムヒ、いやムシだ。
 
 
 ムヒの本当の意味は「比べるものないこと、たぐいないこと」で、漢字で書けば「無比」。要は〝たぐいまれなる商品〟ということである。
 
 
 同じくかゆみ止めのウナコーワの「ウナ」は、英語の「Urgent(至急)」が語源で、ウナ→至急→すぐ効く、という発想だ。
 
 
 さて、ムヒの商品名の語源は明らかにしたが、この商品を製造・販売している会社名はご存じだろうか。ムヒ製薬? 違う。答えは「池田模範堂」だ。
 
 
 富山の薬売りから大きくなった会社で、創業は1909年(明治42年)。売薬商人の池田嘉市郎氏が始めた。
 
 
 社名は「社会の模範たろう」というスローガンが由来だ。社名は知らなくてもムヒの名前の方がよく知られている。だから社名も「ムヒ」に変えればと思うのだが。「大日本除虫菊」がキンチョーになったように。ちなみに今年、CI(コーポレート・アイデンティティ)を実施、ムヒは英語表記の「MUHI」になった。
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