東京地検特捜部が民主党の小沢一朗前幹事長の4回目の事情聴取を行うことが23日、分かった。果たして新しい「事実」が出てくるのか......。
小沢前幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地取引事件で、政治資金規正法違反の疑いで同氏を聴取する方針を固めたようだ。東京第1検察審査会の「不起訴不当」議決を受けての任意の聴取だ。
大手紙の社会部記者がこう言う。
「今回の聴取が行われても何か新しい証拠や事実が出てくる可能性はほとんどない。それしても法律でそうなっているとはいえ、4回の事情聴取は異例です」
特捜部は小沢前幹事長を不起訴にしたが、それまでに今年1月、2回にわたって聴取を行っている。さらに不起訴後は検察審査会の「起訴相当」の議決が出たため、5月にも3回目の聴取をした。
「それでも何も新しい事実は出なかった。今後検察が不起訴の判断を出して検察審査会がたとえ強制起訴に持ち込んだとしても、裁判では公判を維持できる証拠や事実はない。小沢氏は無罪になる可能性が極めて大きいのです」(前出の記者)
長い手間をかけて、結局無罪になれば、一体何をしていることやら。特捜部は検察審査会の素人判断に振り回されている。
