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英会話ジオス引き受け会社と有名焼酎「宝山」の接点

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 75億円もの負債を抱え経営破たんした英会話大手のジオス。すでに授業料を払い込んだ受講者に詳しい説明がないままの突然の倒産劇だったが、引き継いだ企業には意外な素顔があった。

  

 今回、教室の多くは閉鎖されるものの、経営を引き継いだ「ジー・コミュニケーション」(以下、ジー社)がすでに払い込こまれた授業料の75%で受講できるよう表明しているのは不幸中の幸いだ。きのう23日には臨時休校していた全国各地230校の内、201校が再開した。

 

 破たん直後にさっそうと現れたジー社とは一体どんな企業なのか。
 

 創業者の稲吉正樹会長が94年に名古屋で設立。学習塾をスタートに英会話教室などを展開し、積極的な企業買収で大きく成長させた。07年には経営破たんした英会話のNOVAの引き受けてとして一躍注目を集めた。
 

 また、ジー社は教育部門以外でも外食や旅館事業も手掛け、「焼肉のさかい」「おむらいす亭」、静岡の旅館「玉峰館」などを多角経営している。グループ売上高は640億円にのぼる。
 

 ジー社と意外なつながりがあるのが有名焼酎の「宝山」。宝山といえば鹿児島の芋焼酎、「富乃宝山」「薩摩宝山」などの銘柄でよく知られた人気ブランドだ。さらに限定品はレア焼酎としてネットなで高値で売られているほどだ。

 

「稲吉会長と宝山の蔵元の西酒造の代表と親交があって、ジー社が大阪などで鹿児島料理店『薩摩宝山』を経営しています」(店の関係者)
 

 大阪店は難波の一等地にあって地下のワンフロアを占めて、かなり広さだが、週末はいつも賑わっている。もちろん焼酎は宝山で、ほぼ全種類の宝山がそろい、普通の店ではなかなか飲めないような銘柄も置いているのが人気だ。
 

 実は稲吉会長は昨年10月、自ら持つ自社株を外食業のフーディーズに売り、経営の一線から退いた。フーディーズは居酒屋の「刻」などを手掛ける。
 

 宝山を居酒屋で飲みながら英会話―今後、そんなユニークなコラボもあるのかもしれない。


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