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ほんまの京都~リアル京都のアルキカタ 第12回

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 京都に住んで十数年の坂本みきが京都の今を伝えます。観光ガイド本では知ることのできない〝リアル京都〟の紹介です!

(ライター・坂本みき)
第12回 壬生寺と節分の狂言
 
 新撰組ファンなら誰もが知っている「壬生寺」
IMG_2504111.JPG
 
 NHK大河ドラマの影響で、全国各地から多くの参拝客が訪れています。
 
 壬生寺はかつて新撰組の兵法調練所として使われ、武芸や大砲の訓練が行われていたそうです。
 
 境内の壬生塚には近藤勇の胸像や芹沢鴨ら新撰組11人の墓があり、新撰組ファンの参拝が絶えません。
 
 あと、「壬生さんのカンデンデン」で親しまれている壬生狂言(壬生大念佛狂言)が有名ですね。
 
 壬生狂言は約700年前(鎌倉時代)に、壬生寺を興隆した円覚上人(えんがくしょうにん)が始めました。
 
 円覚上人は、人々に仏の教えをわかりやすく説こうとして、身振り手振りのパントマイムに仏の教えを仕組まれました。
 
 これが、壬生狂言の始まり。
 
 曲目は30曲あり、仮面をつけた演者が鉦・太鼓・笛の囃子に合わせて演じる、一切台詞を用いない無言劇。
 
 毎年、春の公開(4月21日~29日の9日間)、秋の公開(10月の連休の3日間)、節分の公開(節分の前日と当日の2日間)の3回開催されます。
 
 節分の公開には、壬生寺最大行事「壬生寺節分会」で厄除け・開運を願う参拝者で最も賑わい、第11番『節分』が繰り返し公演されます。
 
『節分』は、甘い誘惑に負けずにマメに働くことによってこそ、福徳は得られるものと説いています。

『節分』とは・・・
 
変装した鬼が後家を訪れ、打出の小槌から着物や帯を出して後家を誘惑。
 
二人で酒宴をするが、正体を見抜かれ後家から豆で追い払われる。
 
その後、鬼の小槌や着物・帯が消えて、後家はこれは危険な誘惑であったと悟るのである。
 
 
壬生狂言「節分の公開」は無料なので、気軽に狂言を鑑賞できる絶好の機会。
 
これであなたも狂言デビュー。


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ライター
坂本 みき
京都在住。会社員生活のかたわら、地元紙などに京都について執筆。

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