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ヨーコのよろめきコラム 第5回 

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 あるときは踊り子、あるときはライターと、自由自在に生きるヨーコ姐さんのちっちゃなことかもしれないけど、とっても大事な話。

(ライター・ヨーコ)
第5回 バカのおもちゃ箱②

 第5回 バカのおもちゃ箱②

 中学校を3ヶ月でドロップアウトしたバカ女。今回も前回に引き続き、最終学歴小学校卒のストリッパー兼ライター・ヨーコが贈る、バカでも使える、バカのおもちゃ箱です。



 ニコンを買う金も、キャノンを買う金もない元カメラマン。ストリッパーなのにそんな金すら持っていない、情けないライター。それが2年前の私であった。
 
 金は全くない。だが雑誌のグラビアページの仕事をもらった。さあどうするバカ女?
 
 バカな私は考えた。安いデジカメでもいい。1000万画素あればグラビアページにも耐えられるだろう。どうせマニュアルで撮るんだから、細かい機能なんかどうだっていい。最低限譲れない条件はひとつだけ。視野率100%であること。
 
 カメラを構えて絞りと露出を決め、最後に私がすることは、ファインダーの四隅をきっちりチェックする。対象物がファインダーにピッタリ収まっているか? 余計な空白は出来ていないか? 左右上下のバランスは取れているか? そう、私が写真を撮るにあたって最も重視するポイントが構図なのである。だがカメラの視野率が95%とかになると、上下左右に余計な空白が入り、ファインダーで覗いた時よりも大きく写る。従って決めたはずの構図はもう無茶苦茶。ゆる~い、ぬる~い、間の抜けた構図にしか写らないのです。
 
 ファインダーに写ったとおりの構図で撮れないカメラなんざぁ~、カメラじゃねぇえええええ!! トリミングの必要もないほどにバッチリ決まった構図で撮ってこそ、ホンマモンのカメラマンなんじゃぁぁああああ!!!
 
 そんなわがままなカメラ探しをしていた当時に出会ったのが、"RICOH CAPLIO GX100"通称『カッチャン』だ。 pop_g1_b.jpgお利口なことにマクロ撮影も出来る24mm相当の広角ズームレンズがついている。ウエストレベルファインダーもある。5万円なのにまあ、なんてお利口なの、カッチャン。すごいわ。偉いわ。カッチャン。
 
 だがカッチャンと出会って2年が経った今、RICOHがまーたやってくれました。カッチャンがドアホウに見えるような、素晴らしい男、いや、レンズ交換式超軽量デジカメを販売したのです。もちろん視野率は100%。24mm~72mmの広角ズームのラインアップもある。もちろんビューファインダーもある。カッチャンよりもホールドしやすそうな、がっちりとしたグリップ。21mm相当の超広角で撮れるワイドコンバージョンレンズもあるじゃないか......。
 
 レンズ交換が出来ないカッチャンとは違い、普通の一眼レフとも大きく違って、レンズと撮影素子が一体化したユニットの交換が可能であるということ。これは埃が入りにくいという利点も大きいが、レンズ交換できるのになんでこんなに小さいのよ? というほどの軽量化が可能になったワケだ。写真で見ると本体の機能は空っぽかよ? と思うほどに、ボディ側はスッカスカでなんにもねーの。
 
 決して格好いいスタイリッシュなカメラではないが、機能になんの文句もない。今月発売されたこの"RICOH GXR"(右下写真)の販売価格は、50mmレンズ付きで7万5000円ぐらいだろうか。ズームレンズをセットにすると9万円ほど......。ああ、じーちゃん......。貴方のせいで、私はもう夜も眠れない......。
1110.jpg 
 この"RICOH GXR"に『じーちゃん』という愛称を、買ってもないのに名付け、毎夜毎夜パソコンの画面と財布とを見比べては身悶え、リボルビング枠を全て使い切ったクレジットカードを見つめてはため息をついている私なのである。
 
 はぁ~、じーちゃん......。貴方が欲しい......。

(じーちゃんの詳細 → http://www.ricoh.co.jp/dc/gxr/special/

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ライター
ヨーコ
アソコから火を噴く「ファイヤーショー」を披露。そのかたわらノンフィクションライターとして新聞、雑誌などに寄稿。

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