あるときは踊り子、あるときはライターと、自由自在に生きるヨーコ姐さんのちっちゃなことかもしれないけど、とっても大事な話。
(ライター・ヨーコ)
第4回 バカのおもちゃ箱①
中学校を3ヶ月で辞め、お情けで卒業証書は貰ったものの、42歳になっても分数の掛け算すら出来ないバカ女とは私のことである。
中学中退後、ニートながら趣味で描いていた似顔絵が、雑誌の懸賞に当選しまくったのに気を良くし、一念発起して高校の資格の取れるデザイン系の高専に入学したバカ女。でも生来の根性のなさが災いして、小さい筆でチマチマコチョコチョと、一枚の絵を何日もかけて描いていく作業に嫌気がさし、写真部の活動だけしか真面目にやらない日々を送っていたのである。でもどんなにサボっていてもカメラにだけは真剣だった。
その後授業料を払えなくなり高専も中退。広告系写真スタジオに勤務→腰を痛めてヘルニアを発症→カメラマンの夢を諦める→やけくそでカメラを全部売り払う→手っ取り早くクラブホステス→客に騙され借金を背負う→裸で踊るショーパブに転落→さらにストリッパーへと転落。......と、いうのが大まかなバカ女の経歴なのであるが、ストリップ記者に海外から送った一枚の絵はがきが私の運命を変えた。
その一枚の絵はがきがストリップ記者を爆笑させ『こんなバカがいるぞ』と、某スポーツ紙の編集者の手に私の絵はがきが渡ったのが、私のライター人生の始まりだった。
【二度とカメラなんか手にするものか!!】
カメラマンを辞めた時に夢を諦めざるを得なかった悔しさから、そう心に誓った私だった。カメラに触れたくもなかった。スナップ写真ですら撮りたくなかった。だが、ライター家業を始めてみれば、その過去の経験が強力な武器となった。とっくの昔にバブルは崩壊し、出版不況のまっただ中。写真が撮れて文章も書ける、一人二役が務まる人物ならば私のようなヘッポコライターでも仕事をもらえるチャンスがある。仕事が欲しければ、誓いを破らざるを得ない状況に陥ってしまったのであった。
しかし、ニコンやキャノンの最上級機を買う金などない。でも元カメラマンとしての私なりのこだわりもある。
①視野率100%(画面に出たまんまどこも欠けることなく撮影できること)
②ウェストレベルファインダー(カメラを地面に置いても上から画面を見られる機能)
③マクロ撮影可能な24mm相当の広角レンズ(迫力のある絵を撮るには必須のレンズ)
この3つの条件だけはどうしても譲れなかった。でもそんなプロユースの機能を兼ね備えた安いデジカメなんてあるワケねー......、う、うそぉ! あ、あ、あったぁぁあーー!
そんなテキトーなバカ女の元に衝撃のニュースがっ! レンズは交換できないというハンデを抱えた『カッチャン』をしのぐ(しかも10万以下だっ!)、レンズ交換可能な超軽量デジカメがまたRICOHから発売されるというのだ(編集部注・今年12月18日発売)!!
その名も"GXR"(仮名、じーちゃん)。
嘘だ......。あり得ん! そんな価格でそんなカメラなんぞ、絶対あり得ん!! だがこ
れは本当のニュースらしい。そのレポートは近日中にお知らせする。
続報を待て!!
(カッチャンの詳細→ http://www.ricoh.co.jp/dc/caplio/gx100/)
