日本一の観光地、京都。京都紹介の本やガイド書はあまた出ているが、どうも本当の「京都通」によれば、いずれも歯痒いものばかり。そこで、京都のリアルな姿(もちろんいいところをですよ)を伝えるべく、都に住んで十数年の坂本みきが立ち上がりました。独特の視点で通した京都紹介です!
第5回 知恩寺の手づくり市で出会う
浄土宗大本山の一つである知恩寺。
京都を代表する大学・京都大学のお膝元である百万遍にあります。
こちらでは、毎月15日に「知恩寺 手づくり市」という青空市が開催されています。
京都の青空市と言えば東寺「弘法さん(弘法市)」や北野天満宮「天神さん(天神市)」の骨董市が有名ですが、知恩寺「手づくり市」も忘れてはいけません。
バッグ、アクセサリー、陶器、お菓子、パンなど・・・「手づくり市」というだけあって、販売しているものは手作りのものばかり。
若手アーティストの個性ある作品や手作りの温かさを感じる作品が境内に所狭しと並んでいます。
一つ一つ手作りなので、世界に一つだけの作品に出会えることも。
私が必ずチェックするのは、お菓子を販売している露店です。 お菓子はタルト、クッキー、蒸しパン、パウンドケーキなどの焼菓子がメインで、どれも可愛らしいデザインで美味しそう。
作り手の顔が見えるので、心を込めて作る様子が伝わります。
まるで、ママが学校から帰ってくる子供たちに手作りのおやつを作って待っているような温かさを感じます。
ショーケースの中で行儀良く並んだケーキと違った、お寺の青空市の独特の雰囲気の中で売られているお菓子たち。
決してプロが作るような凝ったお菓子ばかりではないですが、見ているだけで思わず笑顔がこぼれます。
これぞ、青空市マジック!
(編集部コメント)
骨董市の印象が強い京都ですが、こんな手作り菓子も売っているんですね。抹茶があるのが京都らしいです。和菓子はないんでしょうか。あと、みきさんから原稿送ってくださった際にプチ情報が。ここ数年遅かった京都の紅葉ですが、最近の急な気温の冷え込みで今年は若干早まっているみたい、とのこと。例年のようにのんびり出かけると、もう終わってるてなことになりかねません。京の秋を楽しみたい人は今年はお早めに。
