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「本気で起業する人」塾 第3回

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 やりたいことがあり、自分の人生を切り拓いていく強い意志さえあれば誰もが起業できます。そのうえ人脈があれば鬼に金棒です。さあ勇気と知恵をもってベンチャーの世界に飛び込んでみましょう!

(経営コンサルタント・牧野晃)

 今回は私が証券会社から独立にたいるまでに考えたことと、その後に行動したことを簡単にまとめました。  
 

キッカケ
①免許制の時代の経営者は横並び意識から他社との差別化、特色など何も発想がなく、絶えず市況に左右される企業体質に不安を覚える。

②何も発想、考える知識、人脈がない、ぬるま湯経営者からはネット全盛の時代に対応できないことを実感。

③自分で証券会社の未来像と社会情勢について考える。
「存在意義(発行市場、流通市場、規模の原理)」「金融業と云っても基本はサービス業」「ネットと対面型」「雇用の安定は?」「自分の夢は?」など。

●発想したこと(証券業界は資本主義が続く限りなくならないことをベースに)

①株取引の手数料はネット証券とは競争できないので株取引の手数料はあてにしない会社→(市況に左右されない経営を目指す)。

②ハンズオン支援で顧客の本業利益に寄与することで関係強化→(取引拡大、取引承継、顧客の高齢化対策)。

③独自商品開発で業界内での棲み分けを行う→(オリジナル商品で差別化、市況に左右されない収支)。

●発想後の対応行動
①自分の描くビジョンを証券会社で実践。

②ハンズオン支援を効率化するために異業種交流会を立ち上げる。

③『ぬるま湯体質』で苦戦。

④同じ苦戦するなら自分の責任により実践。

●独立後に「やろう」と思ったこと(もしくは「やった」こと)
①異業種交流会をビジネスプラットホーム(PCでいえばOS)として成長させる。参加企業はプラットホームを利用し企業の活性化、業績向上,ニュービジネス創出。

②証券の新しい形として金融商品仲介業務でリードする。

③地方証券取引所の新興市場での公開企業に対してニュービジネスを提案、ハンズオン支援で大証、東証へのステップアップを勧める。

④中小零細企業に対して中国富裕層の資金を導入。

⑤満期を迎えるベンチャーファンドのM&A案件の仲介。

僕の場合のポイント
☆在籍する業界の将来に絶えず不安があり、いつもビジネスモデルを考えていた
☆在籍する会社で役員に就任したので描いていたビジネスモデルを実践
☆200名近い組織では描くビジネスモデルを浸透させることができず他社へ移籍
☆移籍後、想い描くビジネスモデルを実践

 どうでしょう?僕は独立・企業に至るまでこれだけのことを考えました(やりました)。みなさんも業種は違うかもしれませんが、各●の項目「キッカケ」「発想」「発想に対する行動」「独立してやろうとすること」を考えてみてください。


 一般的には僕のように本業の将来について不安を覚え、進化が必要と感じ、現状戦力では温度差など様々な問題で実現に時間が掛かると判断される方には起業される事を奨めます。
 怖くはありません、アクションを起こして発生するリスクと何もしないで起こるリスクとを考えると簡単です。
 僕の場合、何もしなければ消滅してしまう業界でしたから。(そんな業界は、変化と進化に迫られている現在、多いと思います)

 【今までの経験を活かして独立するメリット、デメリット】

 今までのビジネスの良いところ、問題のあるところなどその業界の事に関しては知識があり、良いところは伸ばし悪いところは改善すればいい。また業界内でのネットワークが既にあるのだから会社から独立するのは比較的不安は少ないかも知れません。でも反対に永年の慣習を知ってしまっていることで業界内の常識は世間の目線で見ればおかしなことも多く、革新的なビジネスを展開できない場合があるので、自分のビジネスを客観的に見ることができるよう、絶えず違う業界の人とのネットワークを構築し世間目線を持つ必要があります。

【 まったく畑違いの分野で起業する場合のメリット、デメリット】

 ネットワークを拡げていくと自分の知らない様々なビジネスに出会い感銘を受けることがあります。また出会ったビジネスについて自分目線で見ると矛盾している所があったり、あ~したらいいのに、こ~したらいいのにと思うことも多いです。こんなとき思い切って飛び込んで見るのもいいかも知れません。変な柵がなくて自由な発想でビジネスが展開できるメリットがあります。反対に少し勇気は要りますけどね。
(次回は11月18日予定)


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