日本一の観光地、京都。京都紹介の本やガイド書はあまた出ているが、どうも本当の「京都通」によれば、いずれも歯痒いものばかり。そこで、京都のリアルな姿(もちろんいいところをですよ)を伝えるべく、都に住んで十数年の坂本みきが立ち上がりました。独特の視点で通した京都紹介です!
(ライター・坂本みき)
4回目 「愛宕念仏寺」の読み方と「羅漢」
嵐山にある清滝トンネルの手前に静かに佇む「愛宕念仏寺」
「あたごねんぶつじ」と読みがちですが、「おたぎねんぶつじ」と読むのが正しいです。
門をくぐり階段を上がっていくにつれて、何やら視線を感じる・・・
しかも、温かくて優しい視線と睨みつけているような鋭い視線が入り混ざっているような。
階段を上がり切ると、そこには「待ってました」とばかりに居座る羅漢さんがずらり。
その数、なんと1200躰!!
昭和56年から10年間、一般参拝者によって彫られたそうです。
それはプロ並みの見事な出来栄えで驚きを隠せません。
苔の生え具合もなんとも趣深く、時の流れを感じます。
笑顔、泣き顔、怒り顔、おすまし顔・・・ユーモアたっぷりで表情豊か。
中には、カメラや本を持っていたり、動物と戯れる羅漢さんも。
まさに、十人十色といった感じです。
眺めているだけで、誰もが自然と笑顔になるパワースポットと言っても間違いありません。
元気がない時、落ち込んだ時は、是非羅漢さんに会いに行ってはいかがでしょうか。
(編集部コメント)
京都って大人しいイメージに思われがちだけど、こんな濃~い名所もあるんですね。「あたご」じゃないんですね。「おたぎ」なんですか。知りませんでした。でもなぜ「おたぎ」って読むんでしょうね...。
