やりたいことがあり、自分の人生を切り拓いていく強い意志さえあれば誰もが起業できます。そのうえ人脈があれば鬼に金棒です。さあ勇気と知恵をもってベンチャーの世界に飛び込んでみましょう!
(経営コンサルタント・牧野晃)
今は不況のど真ん中! 終身雇用制もなくなり、会社の存続だけを考える企業が増えている現状で「自分の思っている仕事が出来ているのか」「ストレスを溜めながら嫌な仕事をしてないか」などよく考え、一度「起業」について考えてみてください。「起業」すれば確かにサラリーマン時代より心労は絶えません。
今まで気にもしなかった電話代、交通費、交際費、家賃など経費はすべて自分負担です。しかも自分がいつも全力で泳いでいないと溺れてしまいます。組織という船に乗っていれば少しくらい休んでも溺れないでしょう。
でも今あなたが乗っている船はどこに行くのでしょう。自分の思う方向ですか? 目的地まで乗船できますか? 金槌でない方は一度、船の向かう方向。目的地までのたどり着くのかをよく考えてみて下さい。自分の力で泳ぎ出せば少なくとも船酔いだけは解消されます。但し泳ぎに自信のない方は船酔いに耐えて決して飛び込まないで下さいね。
今は変化・進化の時代
明治維新、第二次世界大戦直後に社会を取巻く環境が大きく変わり人々の生活様式、職業が大きく変わったように、今後私達を取囲む環境は大きく変わりつつあります。政権が変わったように、老朽化していた社会システムが変わったり、モノが売れる時代から売れない時代に変わりビジネスモデルの陳腐化が随所で見受けられるようになってきています。
しかし、こんな時代だからこそチャンスも増えるのです。
進化だけでなくまったく新しい誰もが想像もしないビジネスが出現する可能性も秘めているのですから。
今の仕事に何の不安もなく満足している方は独立、起業などを考える必要ないかも知れませんが、将来、例えば10年後20年後、果してその仕事がそのままの形で存在出来るのですか?一抹の不安を覚える人は一度周り(会社)に何か改善策を提案し、行動、実践して将来の不安を取り除くか、周り(会社)が賛同してくれそうになければ、思い切って自分の意志、判断で行動できる起業を考えてはどうでしょうか。
起業のポイント① 「キッカケ」
- 今の仕事の未来像はどうなのか?
- 自分の描くライフスタイルと仕事の未来像がリンクするのか?
- 今の仕事が本当に自分にあっているのか?
- 自分が考えるビジネスがあれば、その実現の可能性と今の仕事との比較
- 今の仕事で独立するのか?全く違う世界にチャレンジするのか?
僕の場合は独立~ニュービジネス
僕の出身は証券業界。その昔、証券会社というは免許制で業績がいくら悪くても絶対につぶれないという「ぬるま湯」の世界がありました。日経平均が下がり続けると「ぬるま湯」も当然、冷水のように冷たくなります。しかし我慢さえしていれば誰かが必ず〝追い焚き〟してくれ心地よくなるので、自ら追い焚きをしようとする者は誰一人としていませんでした。それが1998年にそれまでの免許制から登録制に変わると「ぬるま湯」は激変し、様々な証券会社が誕生し生残りをかけた、競争社会が始まったのです。
「ぬるま湯」状態を作っていた免許制は1968年に誕生して1998年登録制に変わるまで30年間続いていましたが、この30年という時間が、一つのビジネスモデルの耐用年数だと思います。
僕が社会に出て30年!
その間、消滅してしまったビジネス、業態を大きく変えたビジネス、新しく誕生したビジネスなど耐用年数は大いに短くなってきている。今は好調であっても絶えずアップデートしなければすぐに時代に追いつき追い越されるので進化は必要です。
米国初の黒人大統領が誕生し、日本でも政権が変わり、先進国が衰退し、新興国が日本が体験した高度成長をし始めている現在、多くが変わるのは間違いありません。自分の今の仕事をあらゆる角度から検証し、大きく変わる社会に通用、浸透するのか考える必要はある。そして死にもの狂いで考えた末、起業ということが考えられます。
起業のポイント② 「ビジネスの耐用年数を考える」
- 昔、耐用年数30年と言われたがライフスタイルの多様化と情報化時代で短縮
- カエル飛びの時代。ネットの普及太陽光発電などで新興国のインフラ整備は先進国で掛かった時間を大幅に短縮できている
さて今回はここまで。次回は私の具体的な独立の話を披露しましょう。
